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周世倫監督, 林飛帆氏ここではなし

周世倫監督, 林飛帆両氏の話を記そうと思っていたが、実は本日15日と明日16日の二日間、それぞれ両氏を迎えてルール大学ボーフム東アジア学部(RUB OAW =Ruhr-Universität Bochum
Fakultät für Ostasienwissenschaften )シナ歴史セミナー
で授業と討論が行われる。

読みやすさのため14日の写真を参考にインサートする。

Tuesday, May 15, 2018, 2–6 p.m.
"Die Sonnenblumenbewegung in Taiwan: Werk und Aktivitäten des Regisseurs Chou Shih-lun" (The Sunflower Movement in Taiwan: The Work and Activities of Movie Director Chou Shih-lun) / 臺灣的太陽花運動---導演周世倫的紀錄片與社會運動 (1)

Instructors: Rong Xu-Heinrich and Christine Moll-Murata, as part of their courses "Modern Chinese VII", "Philological Translation" and "Modern History of Taiwan".

Participants will see clippings from the documentary „Taiyang bu yuan“ 太陽不遠 (Sunflower Occupation, 2014, Taipei Documentary Filmmakers' Union [臺北市紀錄片從業人員職業工會]) and will have an opportunity to discuss with director Chou Shih-lun and a student leader during the 2014 occupation of the Parliament (Lifayuan), Lin Fei-fan 林飛帆. See https://www.youtube.com/watch?v=dLs3tDb1WiI.

Location: Room GABF 04/509

DSCF6319S.jpg


Wednesday, May 16, 2018, 2–6 p.m.
"Politischer Aktivismus in Taiwan heute: Chou Shih-luns Dokumentarfilm 'Baomin' 暴民 (Wutbürger/Awakened Citizens)" / 後太陽花運動---導演周世倫的紀錄片與社會運動 (2)

Instructors: Rong Xu-Heinrich and Christine Moll-Murata, as part of their courses "Modern Chinese VII", "Philological Translation" and "Modern History of Taiwan".

Participants will see clippings of a documentary about the consequences of the Sunflower Movement: "Baomin" 暴民 (2016, 唐吉軻德數位影音工作室 / Don Quichote Digital Film Studios): Portraits of ten activists who participated in citizen protests since 2014, to be followed by an interview with director Chou Shih-lun.

Location: Room GB 04/159

DSCF6316S.jpg


わたし自身は授業には参加しないが家内が主催者なのであとで話しをきくつもりです。

その後すぐに日本へ旅発つのでエントリー更新は来月初旬となってしまうでしょう。

楽しみにされていた方が、そういうことはないと思われるが、もしおありになったとすればたいへん申し訳ないことです。

また、公式行事以外の時間で、無駄話のついでにあれこれ貴重な事がらを聞いてはいますがすべてオフレコといたします。

ゆえに面白いハナシはここではなしです(^^♪

あしからず。

ただ両氏の印象についてのべてはおきましょう。

林飛帆氏は、きさくで礼儀正しく人好きのするいかにも好漢というわかもので、報道や映画で見たほど政治指導者のカリスマがただよっているわけではなかった。まさに好青年で年長者に対する礼を保ちながら友人として遇していただいたのでほんとうに気持ちがよかった。

周世倫監督はお会いするのは二度目だが色々おはなしをうかがうのは今回が初め。監督はときに深い思考に入られてしまうので話が弾むという性格でない。ただその大きな画体とにあった重厚な性格である。今月末の台北での再会を約したので次回はもっぱらそのあたりのことを記すことになるでしょう。

両氏は夫人同伴だったので両夫人ともはなせたがこれは当然プライベートな事柄ゆえここには書きません。

DSCF6323S.jpg
討論会会場から望むボーフム市街は真夏の様子














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  1. 2018/05/15(火) 13:30:14|
  2. 台湾
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周世倫監督, 林飛帆氏、さらには謝志偉駐独大使が参加されたパネルディスカッション

ちょいと寄り道したが、実は一時帰国の出発が迫っているので急いで周世倫監督, 林飛帆氏との会話についてのべたいのだが、しかし公開にはできないことが多く、昨日14日ルール大学ボーフム東アジア学部(RUB OAW =Ruhr-Universität Bochum
Fakultät für Ostasienwissenschaften )主催で行われたパネルディスカッション
について紹介したい。

RUB OAW Taiwan

この討論会には、その前日にドイツ台湾協会年会に招待された駐独大使でおられる謝志偉教授も参加された。

謝大使はルール大学ボーフムへ留学され文学博士号を取得されており、この日は里帰りとも言える。

実は討論会前の立ち話で、謝大使にその立場上から明言できないことを承知である質問をしてみた。

しかし会話の内容の核心は記さない。

~謝大使は、蔡英文総統とお親しいとは思いますが、総統閣下の真意は「XXYZOOXX」ではないでしょうか?

大使は忌憚なく「わたしもそう思う」とおっしゃられた。

わたしは安心した。

参考に2010年のものだが謝志偉教授がご自分の番組《頭家來開講》で蔡英文民進党主席をインタビューしたものを貼る。




謝志偉教授は陳水扁政権時に一度駐独大使に任命されているので、蔡英文総統治世下の今回の大使就任は二度目になる。

討論会は、「台湾の民主化プロセスと独立運動に於ける知識人の役割」をテーマに行われた。

大使はまずご自分の対場を説明された。

大使の名刺にはこう書かれている

Amb Retoure


ドイツ語なのでおわかりにくいかもしれないが、ポイントはこうである。

Taipeh Vertretung in der Bundesrepublik Deutschland(台北駐ドイツ連邦共和国代表所=
のあとに
Amb.
Prof. Dr. Jhy-Wei Shieh
Repräsentant Taiwan

とある。

おきづきだろうか?

Repräsentant Taiwan、とは「台湾大使」ともとれるし、また「台湾代表」ともとれる。

また、「Amb.」だが、普通に考えるなら「Ambassador」の略だ。

以下は大使御自身の説明である。

~天気が良く気分の良い時は「Ambassador」と読める、
~天気が悪く、しかし気分が良い時は「Ambitious」(野心的)と読む、
~天気が悪く気分も悪い時は「Ambulant」(外来患者)としか読めない。

つまりあなた次第でどうにでも読んでください、ということらしい(^^♪

Repräsentantが複合的含意をもつのと同様だ。

しかもTaiwanとはあるがどこにもChinaの文字面がない。

しかし裏面には漢字で「中華民国(台湾)駐独代表所大使と記してある。

謝大使のお話しの要点はこのあたりに尽きてしまったようだ。あとはほぼ付け足しである。

DSCF6322S.jpg
周世倫(左二), 謝志偉(中),林飛帆(右)各氏

謝志偉大使の部分でかなりかせいでしまったので、周世倫、林飛帆両氏の話は後回し(^^♪


<続く>




  1. 2018/05/15(火) 12:37:10|
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鄭文堂監督の『 眼淚』が暗喩と寓意で語る「移行期正義」について

前回お伝えした通り、周世倫監督, 林飛帆氏が来独された。

ドイツ台湾協会(德國台灣協會 Taiwanverein in Deutschland e.V.)とルール大学ボーフム東アジア学部(RUB OAW =Ruhr-Universität Bochum
Fakultät für Ostasienwissenschaften )の招きに応じたものだ。

ドイツ台湾協会の年会が12日デュッセルドルフ市において挙行され、その前夜祭として市内某有名映画館にて鄭文堂監督の『 眼淚』上映会がRUB OAWとの共催で行われた。

Tears.jpg

日本では知られていない監督と作品だろうか?

ほぼ10年近く前の作品だが、今でもアクチュアルなテーマである「轉型正義」(Transitional Justice)が寓意的に語られていて鑑賞後の感想はあくまで重い。

今回は、周世倫監督, 林飛帆氏についてふれる前に、この映画について語っておきたい。

まず鄭文堂監督は、民進党系のインディーな映画監督である。一時(2010年から約三年間)出身地である宜蘭県の文化局局長を務めたがその後また映画に復帰している。

日本に亡命し、『台湾人四百年史』を著し「独立派」から深い尊敬を受けている史明氏についてのドキュメンタリー映画を撮影したことでも知られている。

鄭文堂監督とはおおよそ以下の動画のようであるらしい。



実は、今回の台湾協会の年会には鄭監督が招待されており、お会いしてお話しをうかがうのを大いに期待していたのだが監督のご都合でキャンセルとなったのが惜しまれる。

さて『眼涙』だが、その前に「轉型正義」についての理解が必要だろう。日本語では「移行期正義」と訳されるそうだが、そういわれてもやはりわかりにくい。

以下の記述が助けになるかもしれない。

<引用開始>
移行期正義

Transitional Justice in Conflict and Post-Conflict Societies

解説:池田光穂
移行期正義(いこうき・せいぎ、Transitional Justice)とは、紛争(戦争・内戦を含む) 期あるいは紛争後の社会における法の支配において、過去の大規模な人権侵害とその結果に対して折り合いをつける社会の試みの過程と仕組みの総体のことをい う。より簡潔に言えば、紛争が終結した後に、かつての政治指導者や軍事組織の指導者や実行者の審理と処罰について、おこなわれる正義の実践のことである。

移行期正義においては、以下のような社会的過程がみ られる:(1)刑事訴追、(2)真実委員会または公聴会の実施、(3)補償、(4)制度改革、(5)公的謝罪、(6)記念物、追悼集会、博物館(出典:http://bit.ly/1G4BkJv)
かつては、内戦合意などの政治的和平交渉のプロセス において、紛争期の戦闘行為に関する責任は包括的に免責するという規定がしばしばみられたが、ここで問題になるのは、さまざまな人権侵害事案である。とり わけ軍隊の中に秘密諜報組織を持つ場合、治安維持の目的でしばしば超法規的処刑がなされており、十分な証拠記録が残されない場合がある。また刑法では法律 不遡及の原則(=法が施行される以前にまで遡って刑の適用を回避する原則)や罪刑法定主義(=犯罪の処罰には予め立法によりその犯罪や行為に対する刑罰を あらかじめ定めなければ罪に問えないルール)があるために、想定もされなかったタイプの人権違反や犯罪を罪に問い難いという法制度上の問題もある。それゆ え、紛争中の(反乱軍事組織を含む)軍の治安維持機能には、必然的に構造 的暴力が生じるゆえんである。

そのために、人道主義の概念に照らし、人権侵害とそ の結果に対して、社会が適正な処罰をおこない、あわせて調停・和解(reconciliation)をおこない、社会が維持する正義の機能を修復しなけれ ばならない――これらを包括して修復的司法(しゅうふくてきしほう, Restorative Justice)と呼ぶ。
<引用終了>

TJ Taiwan


今、台湾でこの問題が提起されているのは、2016年の総統選挙及立法院選挙において国民党が敗退し民進党の全面勝利となったからだ。そして清算されるべき過去とはほかでもない228事件とそれにつづく白色テロであり、その時代において実行された人権侵害について経過と真相の確認、実行者の追訴と処罰、被害者とその家族への謝罪と賠償および名誉回復、追悼記念を求める広範な民衆の期待があるからだ。

「轉型正義」は、国民党により強権を用いて奪われ、または不法だが巧妙な手段によりだまし取られた国と国民の資産を元の持ち主に帰せという要求、すなわち「黨產歸零」(国民党が不当に取得した資産を清算する)という言葉と共に、蔡英文総統が進める改革の2本の柱である。

この改革を徹底的に実行することにより国民党は無力化され、そして恐らくは、また願わくば、でもあるが中華民国は消滅する。

国民党不当取得資産処理は、李登輝総統が提起したもので、陳水扁時代にも推進されたが立法院多数を占める国民党の反対と妨害により進捗せず、馬英九時代にはほぼ無内容化されてしまった。

蔡英文総統時代が始まるとただちに《政黨及其附隨組織不當取得財產處理條例》という特別法を成立させ、行政院には「不當黨產處理委員會」が設けられ、45年以来の不当取得された政党資産についての追求が行われている。

そういう民衆の声を反映しているのがこの『眼涙』である。

しかし映画は暗喩と寓意で「轉型正義」を語っている。

あらすじはこうだ。

離婚して独り暮らしの老刑事の郭は高雄のうらびれた木賃宿に住んでいる。これも年老いた犬だけが唯一の相棒だ。彼はかって無実の人をでっち上げで犯人にしたてた過去を持つ。
退職をひかえたころ、若い女の麻薬過剰摂取による死亡事件の裏に大きな闇を感じ取った郭は、死亡した女の友人だったある女学生を執拗に追求するものの上部や同僚による妨害に会う。
一方、郭はボランティアである老女の入った施設の清掃を行っている。そしてその娘である小雯が檳榔西施(ビンロー売り子)として勤める店も常にチェックしておりひそかにサポートもしている。
ある日、郭は施設で小雯と鉢合わせしてしまうが、なぜここにいるのか、という小雯の問いに郭は答えることができない。
小雯の父こそが郭が犯人にでっちあげたその人であり、そのショックで小雯の母は廃人となってしまったことを告白した郭に対し、小雯は商売柄いつも持参している失明の危険性さえある防犯ガスを復讐のため吹き付けた。
朦朧とした郭の脳裏には美麗島駅の華麗なイルミネーションがきらめくのだった・・・・・

Lao Kuo

主人公の老郭を演じるのは、『多桑』で「トーさん」を演じて強い印象を残した蔡振南。

そして監督の娘である鄭宜農が小雯を演じている。

小雯の同僚を、ソニック (ChthoniC、閃靈樂團)のリーダーである葉湘怡〔Doris〕が演じて脇役ながらきらりと光っているのはさすがだ。

Doris.jpg
左から鄭宜農、Doris、蔡振南


腹にずっしりと重くもたれるテーマであり映画であるから、「轉型正義」に興味のある方々だけに勧める映画である。

なお、全編ほとんどが台湾語(閩南語)で語られ、英語のタイトルしかないので北京語学習者には薦められない。

また、高雄の裏街の荒涼とした光景は昔のナポリを想起させられ、個人的に大好きな雰囲気の映画でありました。



DVDがどこかに出品されていたら即買、なんだけどなあ~(^^♪














  1. 2018/05/15(火) 09:28:17|
  2. 台湾
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『暴民』 (周世倫監督)を見て台湾人の愛国心に感激した件

『暴民』 (周世倫監督)を見た。といってもドイツではこの映画は公開されていないのでDVDを台湾から取り寄せたのです。

周世倫監督とは一度ドイツでお会いしました。

前作の『太陽、不遠』は、太陽花運動に関するドキュメンタリーでその一部を周監督が担当していました。

映像はYouTubeで公開されています。



その映画をこちらの台湾協会が監督とともに招請し映画館を借り切って上映会を行ったのでした。

その時、主催者から紹介をいただいたのです。

温厚なお人柄とお見受けしました。もう3年前のことになります。

太陽花運動については当時このブログでも触れました。

成功した数少ない学生運動の一つでしょう。

それはあの引き際の良さと場を収めるスマートさにあったでしょう。

その様子はNHK制作のドキュメンタリーにも記録されているのでわたし同様な感想を持たれた方も多いと思います。



あの国会占拠自体は非合法活動でしたが、馬英九が強引に進めようとしていた「両岸服務貿易協議」を停止させたことは立派でした。

そしてさらに国民党内で馬と長年対立していた党内本土派(実際は利権派だが)のボス王金平立法院院長が仕切る国会を舞台に選んで王を調停者に呼び込みその面子をたてて占拠を終了するというまことに見事な政治的手腕を見せたのです。

さらに学生たちを支持する国民運動の広がりは2014年秋の統一地方選での国民党の全面的退潮を促し、そして2016年1月の総統選と総選挙でついに蔡英文総統を実現し民進党が議席過半数を占め台湾派の大勝利となりました。

しかし、それにもかかわらず「現状維持」を金科玉条として慎重な政治運営をする蔡英文総統に不満が高まりつつあるのが現状です。

この現状を先読みするかのように、2016年総統選・総選挙に合わせるように公開されたのが『暴民』でした。




英語のサブタイトルは、「Awakened Civil」(覚醒した市民)となっているので、「暴民」とはアイロニーを込めた命名なのでしょう。

この映画は、太陽花運動に参与した10人の社会運動家のその後の活動を記録したものです。

つまり異なる10の視点から太陽花運動をふり返りさらにそれぞれ自らが思う方向へ向かって歩みを進める人々が描かれているのです。

複雑な台湾の社会と政治状況が浮かび上がってきます。

そのうち、とくにこころに残った何人かを紹介します。

【郭育圻】
Baomin Kuo
『太陽、不遠』では幼い少女でした。幼いといってもわたしから見てそうなので立派な学生です。わたしにとってはその母のインタビューの方が感激しました。最初は行方の知れない娘が心配で運動に注目し、その後は娘についていれば心配は少ないと考え娘の参加する活動に自らも参加してゆくのです。

【朱哲成】
外省人三代目で左翼思想を研究する。その父は国民党支持の保守派で元政府役人。これもこの父親が素晴らしい。国民党は総選挙では負けて出直すべきという見方。(映画の予告編18秒から登場する人物)

【吳柏瑋】
Baomin Wu
彼も外省人三代目で、国民党支持者。しかし党はすでに民意を失い、しかも民意を気にかけてさえいないので希望がない。党を台湾の民意に沿うように改革しようとする理論派。

【Savungaz Valincinan】
Baomin Bunong
父は外省人、母は原住民布農族。自分たち文化にもとづく平穏な生活をしたい、という思想に基づき現住民の立場から民進党を支持する。かっては現住民は国民党の票田だった。

【曾柏瑜】
Baomin Ceng
本省人家庭出身、客家とタイヤル族の血も混ざる典型的な台湾人。太陽花運動は失敗だったとして鬱になる。運動の中心人物たちが「時代力量」党を立ち上げたのとは距離をおき緑の党に入党。総選挙に立候補。(映画公開の時点では不明だったがけっきょくは落選)国会占拠中にYouTubeにて発せられた各国語のメッセージのシナ語版に出演したのが彼女と思われる。(未確認)




【林冠華】
Baomin Lin
2015年の高校生たちの反歴史教科書運動に積極参与。教育部占拠で逮捕され釈放後に自宅で自殺。ここでも母親のインタビューが秀逸。母は自分たちの世代は愚かだったと反省。子供たちに学んで台湾独立を目指すことを言明。映画公開後だが、蔡英文の総統就任式に招待された。

などなど。

見たくなってきたあなた、DVDは以下のサイトから購入できます。

獨銷 Taiwanduli sales


映画は一部を除いてほぼ国語が話され、漢字と英語訳のタイトルつきですから、わたしのように台湾語ができないシナ語学習者やシナ語の出来ない人にも理解できるようになってます。

通して見て感嘆しまた日本人として羨ましく思ったのは、すべての登場人物が台湾を愛しそれを思想と行動の基本点としていることです。

媒体や野党に反日破壊工作者が跳梁跋扈しているわが国とはなんと大きな違いでしょう。


台湾でも国民党のコアな部分は台湾は利用する対象、こころはシナにありという輩もいますし、TV新聞媒体にもシナの資本と工作が浸透していますが、それでも2016年の総統・総選挙の大勝利に見られるように台湾本土意識と愛国心は益々高まっています。

われわれ日本国民も台湾に学ぶところは多いのです。

さて周世倫監督は5月に台湾協会の招きに応じて再度来独されます。

また国会占拠のリーダーだった林飛帆氏も留学先の英国からあわせて来独されます。

Baomin LinFeifan


台湾(と世界)の歴史を変えたといっても過言ではない太陽花運動の中心人物とそれを記録した芸術家から直接お話しをうかがえる機会が到来です。

今からワクワクします(^^♪









  1. 2018/04/25(水) 10:08:15|
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Lamigo桃猿に見る台湾人の非シナ性

野球にはほとんど興味が失せてしまって久しい。

しかし偶々YouTubeにアップされた動画を見ていて感じることがあった。

結論から先に言えば、「台湾人はたしかにチャイニーズではない」、ということである。

何故か、という説明を以下に加える。

このブログはすでに一年以上放置されたが、その前の最期のエントリーは魏徳政監督の『52Hz I Love You』に関する批評についてだった。

件の映画で注目したのは米非の秀麗な美貌と演技だった。それ以来彼女の所属する「小男孩樂團」の動画をフォロウしている。

その最新作がこれ↓





台湾プロ野球のチーム「Lamigoモンキーズ」の応援歌だ。

台湾プロ野球は全部で4チームしかないが、しかし九州ほどの大きさしかない国土に4チーム「も」ある、という見方もありうる(^^♪

このチームは桃園にある。

チーム名を漢字表記では「Lamigo桃猿」という。

桃園と桃猿にひっかけて遊んでいるわけだ。

「園」も「猿」もシナ語でも「Yuan」と読む同音異字である。

lamigo-monkeys-2017.jpg

モンキーズというチーム名だがすばしっこそうだがあまり強そうな感じがしない。

そのあたりを考慮して獰猛なサルをロゴマークにいれたのだろうか?

それはまあ良しとして、しかしどうもこのチーム名がひっかかる。

サルだからひっかかれた、というべきだろうか(^^♪?

問題は、このサルである。

「猿」と書いてサル、われら日本人には当然のことだが、しかし漢字の本家シナではちと事情がことなる。

「猿」とは彼の地では「テナガザル」のことなのだ。


Gibbon猿
牧谿 「観音猿鶴図」南宋時代

古代シナでは北方においても森林がありテナガザルが棲息していた。

しかし森林の南への後退と共に猿も南へ南へと追いやられ、今や東南アジア地域が生息地となってしまった。

李白の有名な詩「早に白帝城を発す」をご存知だろう。

早発白帝城
李白

朝辞白帝彩雲間
千里江陵一日還
両岸猿声啼不住
軽舟已過万重山

朝に辞す白帝彩雲の間
千里の江陵一日にして還る
両岸の猿声啼いて住(や)まざるに
軽舟已に過ぐ万重の山

Hakuteijyou.jpg
http://kanshi.roudokus.com/hakuteijyou.html


ここにある「猿声」とは、テナガザルの雄雌交互に呼び合いまるでデュエットで唄うかのようだという生態をよく表している。

古代シナ人にとっては解かりやすい事情だったのだろう。



いかがだろうか?これが「猿声」である。

われらがよく知るサルたちにこんな生態はない。

ニホンザルのようなものは「マカク」属に分類される。

この英語名がMacaqueでMonkeyとはこれのことだ。シナ語では、「猴」(Hou)である。

そしてテナガザルを英語では「Gibbon」という。

だから、「Lamigo桃猿」を「Lamigo Monkeys」とするのは誤訳なのだ

オランダの外交官、シナ学者で推理作家であるファン・フーリック(Robert Hans van Gulik)に、「The Gibbon in China」という著作があり、シナ学関係の狭い世間では有名である。

Gibbon in China

書名をシナ語で「長臂猴考」としている。

この書には和訳があり中野美代子氏が翻訳された。ファン・フーリックについてわたしを啓蒙してくださったのも中野氏の著作・「仙界とポルノグラフィー」だった。(30年近く前の本だが今は文庫化されている。)

senkai.jpg


「猿」=テナガザル(Gibbon)のシナ名は「長臂猴」が正しく、現代シナ語で「長臂猿」とするのは同義反復で誤りである。

此処から見ると、「猿」を見なくなって久しいシナに於いても「猿」とはテナガザルのことだという認識が薄まっているようだ。

そしてついに台湾においては「猿」すなわち「Monkey」という認識にいたったのである。

しかし台湾にはまだテナガザルは棲息しているし、名前もちゃんとある。

「手長猿」がそれだ。

シナ語とは随分と違うし、はっきりいってこれは日本語である。


なぜなら、シナ語の「手」は手首から先の部分を指し、テナガザルのように、ひじ肩から手首までの部分すなわち腕が長いその「腕」をさす言葉は、「臂」という。日本語で八面六臂というその臂である。ゆえに「手長」というとその漢字の元来の意味に沿って想像すると気味の悪い姿になる。 

「長臂」サルとしなければシナ語ではない。

つまり、ここで結論に戻るが、「台湾人はたしかにチャイニーズではない」らしい。

テナガザルという現実の生物にたいして「手の長いサル」という認識をもつ世界観。

そしてそれを「手長猿」という漢字で表記するという行動様式、ゆえに手が長く無い普通のサルは「猿」という認識で受け止める、いずれをとってもチャイニーズではないようだ。


政治行政的にはとっくに独立した国家である台湾だが、こういう人間としての世界認識においてもすでにシナからは独立しているという話であった。

あとは、「中華民国」というシナ人占領者がもたらした桎梏をすてさり台湾を正式国名とすればいいだけなのだ。

まずは台湾プロ野球リーグ名である中華職業棒球大聯盟(Chinese Professional Baseball League)」から正名して欲しいものである(^^♪

台灣加油~!



















  1. 2018/03/18(日) 11:35:43|
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プロフィール

丸山光三

Author:丸山光三
世界は変容する。変容させようとする力が作用するからだ。しかし、かってにそうはさせまいとする吾等の力を示そう。世界はやつらのものではなく、けっきょくは吾等のものであるべきだからだ。

イザ・ブログ消滅にともない<丸山光三或問集(旧マルコおいちゃんのヤダヤダ日記)><アムゼルくんのブログ>を吸収合併。

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