変容する世界

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
  1. --/--/--(--) --:--:--|
  2. スポンサー広告

オランダ王室の故郷を訪ねて

家内の実家への帰郷はオートバーンA3号線を使用するのだが

途中、「Schloss Oranienstein」の観光案内板がいつも気になっていた。

というのも、それはオランダ王室であるオラニエ=ナッサウ家の故城のひとつだからだ。

そうである、知っている人はとっくに知っていようがオランダ王室はドイツ出身なのである。

そこで時間のあった今回の帰郷の帰路より道してみたのである。

しかし当日は休館であった凹凸。

そこはドイツ連邦軍の駐屯地でありお城はその中にあるのだった。

そこでお膝元の街であるDiezで昼食を摂ることにした。

Diez, Germany

なにやらありふれたドイツの街、という風情だが

街の立地がやや特別で

背後に小高い丘を擁し

その上に要塞が如き建物が見える

Diez, Germany


当然そこへ至らざる可からず。

しかしその前に腹ごしらえだ。

貧弱にみえる広場に一件だけレストランのようなものが

看板には「Small Prag」の文字が・・・

「小さなプラハ」とはチェッコ料理の店か?珍しいものだ

中はこじんまりとしてまだ見ぬプラハのビストロを思わせる風情

Radeberger Pils


ピルゼン・ビールはなかったが、ドイツではそれに最も近い味をもつといわれる「Radeberger Pils」を注文する。

コクのある味わいのピルツである♪

料理はグラッシュをたのんだ。

本場はハンガリーだが、まあドイツよりチェコのほうが近いので期待する。

OLEG2258


クヌーデルがまるでシナのマントウ(蒸しパン=饅頭と書くが餡なし)によく似た風味である。

牛肉はよく煮こんであり筋の部分がとろりと舌に融けるのが嬉しい♪

味付けはハンガリー風のパプリカ味ではないが、しかし美味であった。

オランダ王室の故郷を訪ねたのに東欧にであってしまったわけだ。

さて、カロリー補給ができたので丘にのぼる。

それはGrafenschloss Diezといって中世期に建てられたものらしい。

Grafとは伯爵であるから貴族のお城というわけだが、実はもっと古く790年にはフランク王国軍の駐屯地だったいう。

このあたり一帯はプファルツとヘッセンの境界でありライン川にも近い軍事的要衝ということなのだろう。

それで現在でもドイツ連邦軍の駐屯地があるのも歴史的背景と理由があるのだった。

Grafenschloss Diez, Germany


城はユースホステルやら博物館やらになっているが、この塔の上は結婚式場になっていた。

塔の麓からは市内が一望できる。

城のすぐ下はライン川の支流であるLahn川である。

Diez, Germany


秋の装いが美しい。

やはりドイツは田舎が善哉、なのである♪

お城の上にはビストロもあったが

営業は夕方からということで人の姿はなく

晩秋の弱い日差しが影を作っているだけだった。

at a bistro in Diez, Germany


おそらく夏場のシーズンはオランダの臣民たちが王室の故郷を訪ねてこの地にやってくるものと思われるが

今はただ名曲「荒城の月」が相応しいかと思われる

枯れた季節の風が吹き抜ける古城の秋であった。






スポンサーサイト
  1. 2016/11/08(火) 18:32:41|
  2. ドイツ
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2

Amorbachのバロック

Amorbachは不覚にもまったく知らなかった街である。

ヘッセンからシュワーベンへと抜ける途中に昼食をとるために立ち寄っただけだった。

しかしここに華麗なるバロックがあったのだ。

baroque church of Amorbach abbey, Germany



南ドイツはバロック教会が散在するバロック好きにはたまらない土地柄だ。

とくにバイエルンはドイツバロックの宝庫である。

すでにふれたと思うが、わたしの新婚旅行は南ドイツのバロック教会巡りだった。

もう30年前のことになる。

baroque church of Amorbach abbey, Germany



その際もこのAmorbachの近くをかすめ通っていたのにまったく候補地に入らなかった。

わたしも家内も無知だったのである。

Amorbachはオーデンの森にあるが、行政区分ではなんとバイエルン州に属する。

西北部の端っこである。

アモールバッハ(Amorbach)は、ドイツ連邦共和国バイエルン州ミルテンベルク郡に属す市。この街はバイエルンのオーデンヴァルト内に位置し、2003年に750年祭を祝った。

とWIKIにある。

baroque church of Amorbach abbey, Germany



これまでいくつものドイツ・バロック教会を参観してきたが

このベネディクト会修道院(アモールバッハ修道院)に属する教会のバロック装飾は上の部類に入るだろう。

まず彫刻が繊細で形が端正である。

また天井画のレヴェルも高い。

baroque church of Amorbach abbey, Germany



彫像と建物壁および天井の地の白

大理石(風)の薄い臙脂

黄金の装飾

この三色を基本に混ざり合った色彩のバランスの妙

baroque church of Amorbach abbey, Germany



わが国人の多くがゴテゴテした装飾が嫌いもっとスッキリあっさりしたものが善哉

と忌み嫌う向きも多いバロックだが

もっと虚心坦懐に観てもらいたいものだ。

カソリック信徒の想像し乞い願う天国とはいかなるものか?

また、幼児の姿をした天使たちに

衛生医療が不足していた時代に救うことができず儚くも病死させてしまった子供たちを

哀惜する人々の嘆きとその冥福を祈る切ない愛情が見えないか?

baroque church of Amorbach abbey, Germany



またバロックを生み出した時代と文化背景に思いをいたそう。

ルネッサンスで花開いたグレコローマンの古代文化に寄り添う人間の肉体賛歌

と同時に開始された中世教会支配に対する庶民の抵抗

新教徒とわが国では呼ばれるが新約聖書(福音書)に拠って教会権力に立ち向かった福音派と

それに対抗するカソリック側の反撃による内戦

斯くの如き乱世のあとに人々が美しいものを求めて形成されたのがバロックである。

baroque church of Amorbach abbey, Germany




バロックはイタリアから発し首都ローマもバロック化し、今見られる永遠の都はバロック都市である。

そのイタリアから南風が吹き込んだ南ドイツでは、ドイツが元来持つ調和と秩序を保ちつつ

バロック独特の「崩れ」を導入した結果

イタリアとドイツとの美しき融合の結晶が残されることになった。

その中の優れたもののひとつがここAmorbachにあった。

ドイツは広くバロックの美も深い。

  1. 2016/10/14(金) 09:48:50|
  2. ドイツ
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2

ドイツで連発した暴力事件について

Würzburg, München, ReutlingenそしてAnsbachとそれぞれ外国人が関連する暴力事件が連続的に発生し、さすがにドイツ国民も不安に感じている。政治的目的をもった恐怖主義すなわちテロの疑惑があるのはWürzburgで発生した17歳のアフガニスタン難民が列車内でナイフと斧で乗客を襲撃した事件で、他の三件はテロではなくアモックというべきだろう。



Ansbachの件につき本日27日、ISとの関連を疑う報道があるが未確認情報である。

これ以外にも先週に報道されない事件が民間で伝わった。ハンブルクとハノーヴァー間の列車内で無賃乗車の男が検札員に逆切れしてナイフで脅したが、検札員は列車の出口を封鎖し鉄道警察に連絡し男を取り押さえた、というもの。男はドイツ人だった。

ドイツの鉄道駅には改札がなく時折検札員が切符のチェックをするのみなので無賃乗車は普通に行われている。
戦争から逃れてきた難民が暴力的傾向を有するものもいることは容易に想像できるが、ドイツ人でも攻撃的性格を有するものが無論いるということだ。これは話を相対化する心算でいうのではない。

ドイツ社会は元来他者や異邦人に閉鎖的である。それは歴史文化的に形成された他者を恐れる心理からくるものであろうが、それが集団的に組織的に計画的にある意図をもって発露したのがユダヤ人排斥である。それは第一次大戦後に周辺各国から度を超えた賠償要求と政治的圧迫を受けた怨念が爆発したとも言える。

Jews.gif


その過去への反省が戦後のリベラル体制での外国人移民・難民などへの過度な寛容の理由となっている。
しかしドイツ人の心底では寛容よりも恐れに基づく他者排斥心理がとぐろを巻いている。こうした捻じれた心理は抑圧となりそれに耐えきれないものは精神病となるかいわゆる「切れる」ことになる。

また秩序への過度な社会的要求もあるものにとってはやはり過分な抑圧なのである。少しいい加減で適当に処理する、という態度が許されない社会は不幸な社会であろう。ドイツ社会がそれなのだ。適応できないものの不幸な発露はもう見たくない。

しかしながら、それだけでは理解しがたい裏の事情もあることが推測される。

以下は「妄想」の類であるゆえ、蛇足として受け止めていただきたい。

鍵はバイエルンである。

そこは今回の難民問題のバルカンーオーストリア・ルート受け入れ口で、元来極めて保守的な土地柄、反中央主義、そしてCSU指導者はメルケル降ろしに熱心、という点だ。

fluechtlinge-ankunft-muenchen-hauptbahnhof.jpg


最近の事件4件のうちReutlingenを除くすべてがバイエルンで発生したのは偶然とは思えない。

特にWürzburgの件は「偶然」その場に居合わせた特殊部隊員が犯人を射殺している。「陰謀」というにはあまりにあからさまな共同謀議の疑いが香ばしく臭う凹凸 

2-format2010.png
Würzburg事件の「テロリスト」

つまり何がいいたいかというと、ヤラセ(あるいは「偽旗」)事件ではないか?ということだ。

妄想である故、証拠はないし、確証できるはずもない。

テロとはある政治目的をもって社会不安を引き起こすために実行される戦術である。主に武力で圧倒的に不利な側がこれを採用する。

その意味では、最近発生した暴力事件4件ともテロとは断定できないが結果的にはテロ同様の効果をあげてはいる。

ISあるいはその名を騙るものとしては成功といってもよかろう。

実際にメルケル首相は窮地に追い込まれている。

MERKEL.jpg

とはいえ欧州の共通の価値である人権保護、平和と民主主義の追求などを否定する政策を、野党ならともかく政権与党が採用できるはずもない。

結局は次の国政選挙を待たねばなるまい。

今年春のザクセン=アンハルト州、ラインラント=プファルツ州、バーデン=ビュルテンベルク州における州議会選挙では、反グローバリズムのAfD(Alternative für Deutschland)が躍進した。「ドイツの選択肢」などと意味不明の和訳が幅を利かせているわが国の媒体だが、正しくは「ドイツのための代案」と訳すのが適当である。Alternative、英語でもオルタナェティブだが「これではない他のもの」という意味で70年代にはサヨクが多用した語彙である。

Alternative Energien Ja, Bitte! (Klein)
Grünen(緑の党)による反原発ステッカーに「Altenative」の文字が

今やパラダイムシフトが変容して右翼あるいは民族派がAlternativeを使用する時代となった。

連邦議会解散という事態はドイツではあまり発生しないのでこのまま政局が順当に推移すれば次回総選挙は来年2017年の秋に行われる。あと一年余りあるが平穏に時が過ぎるとは思えない。

ドイツ以外ではとくにフランスが「テロ」事件で騒がしい。

来年はフランス大統領選挙で右派の民族戦線ルペン党首の当選さえ喧伝されている。

marene lepin


これまで欧州をその類まれなる調停力で牽引してきたメルケルだが、その統治力をドイツ第四帝国と揶揄するものもいるが、来年の再選はないだろう。これに代わってルペンが欧州を率いるのか?

天下大乱の様相を呈す世界のありようだが一般大衆が関与する余地は少ない。

世界を動かすパワーの源泉は何か?

これを「妄想」を排除せず考えればこれから益々社会不安を煽る事件の発生が危惧される。

莫大なマネーを動かす国際金融資本や石油マフィアおよび軍産共同体の意思による世界の変容に身を任すしかないのか?

しかしせめてその変容する世界の有様をよく記憶と記録に留めておくことはできるだろう。

やるならやってみろ、と腹をくくるばかりである。















  1. 2016/07/27(水) 08:50:26|
  2. ドイツ
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2

治安悪化中のドイツ 


ここ数か月来、急激に治安の悪化を示すドイツ社会である。

とはいえ凶悪犯罪ではなく軽犯罪が多発している。

昨年十月ごろから新聞上で警察からそのような警告があった。

身近な例では、同じアパートの隣人が共同ガレージに駐輪していた自転車を盗まれ

別の隣人は空き巣狙いにやられた。

我が家では愚息が駅前に駐輪していたマウンテンバイクの盗難にあい、

そしてつい先日、母親の自転車を塾の前に駐輪していてまたも盗まれた。


God bless you


誰も表立って口には出さないが、ひそひそ話で話題になったり内心で考えることは

最近目立つブルガリアとルーマニア移民の急増と関係があろう

ということだ。

この二か国の経済社会は破綻していて、欧州最貧国のトップを争っている。

にも関わらずEUのメンバーになってしまった。

誰が何時どのようにしてその決定を下したのか明らかではない。

両国がEU加盟したのは2007年元日を期してであるが、果たしてスペインとポルトガル加入をめぐって行われたような十分な検当と討論がなされたのか大いに疑問である。


God bless you 2

さらに本年元日を期して、この両国からの移民に対する就労規制も撤廃された。

グローバリズムの最も劣悪な例がこのEU拡大である。

ブルガリアにはトルコ系マイノリティーがいて迫害を受け、移民後トルコ人街に住み

ルーマニアからは多くのロマ(ジプシー)が移住してきている。

彼らはドイツへ貧困を持ち込み、日本でいう生保を受け、街で物乞いをしてはいるが、、

その実、誰もが口にはしない例の生業に励んでいるらしい

とドイツ人たちは考えている。それが常識的考えというものである。


以下の記事を参考に

移民への福祉制限 就労自由拡大 EU富裕国警戒">移民への福祉制限 就労自由拡大 EU富裕国警戒

ロンドン=石川保典、ベルリン=宮本隆彦、パリ=野村悦芳】欧州連合(EU)に二〇〇七年に加盟したブルガリアとルーマニアに対するEU域内での就労制限が一月から撤廃された。大量の移住者を警戒する英国が移民への社会保障を今月から厳しくしたほか、ドイツでも「福祉目当て」の移住を制限すべきだとの議論が出ている。EUが拡大するにつれ、欧州の富裕国では「反移民」「反EU」を掲げる政党が台頭。五月の欧州議会選を前に、警戒感が広がっている。

 EUでは域内での移動や就労の自由が認められ、居住国の社会保障も受けられる。ただ新規加盟国の国民には最大七年間、各国が自国内での就労を制限できる。EU最貧国とされるブルガリアとルーマニアには、英独仏、オランダなど九カ国が医師などの技術職に限って就労を認めてきた。

 英国は、制限撤廃後に大量の求職者が移住して社会保障費が増大するのを懸念し、EU域内からの移住者への福祉手当の支給を今月から制限。入国後三カ月は失業や住宅手当などを支給せず、就労意欲がないとみなせば六カ月後に打ち切る。路上で物乞いすれば強制送還し、入国を一年禁じる措置も加えた。

 来年の総選挙を控え、移民制限を主張する右派政党の伸長を警戒するキャメロン首相は、医療サービス有料化を柱とした改正移民法案も上程。今後のEU加盟国には、移住制限が必要だとの考えも表明した。

 ドイツでも福祉へのただ乗り警戒があり、メルケル首相は連立政権内での移民対策を求める勢力に配慮し、検討委員会を発足させた。

 ドイツには計四十万人のルーマニア人とブルガリア人が住み、今年は十万~十八万人が流入すると予測される。与党キリスト教社会同盟は、移民がドイツ人の職を奪い、社会保障費を増大させるとして、不正受給者は国外追放にすべきだと主張。
与党中道左派の社会民主党は「右翼の全体主義を呼び込む訴えだ」(ハルトマン連邦議会議員)と批判し、連立政権内の不協和音が表面化している。

 一方、移民やEU統合強化に反対する各国の極右政党にとって、今回の就労制限の撤廃は格好の批判材料となっている。

 フランスの国民戦線は一日の声明で「(制限撤廃は)わが国への移民を認めるサインと受け取られ、誤りだ」と強く反発。高い失業率を背景に、国民戦線は昨秋の世論調査で支持率が二大政党を上回った。

 国民戦線は欧州議会選に向け昨年十一月、オランダの極右・自由党との共闘を表明。移民政策への不満を追い風に、オーストリア、ベルギー、スウェーデンなどの極右、民族主義政党も加えて、七カ国で議員二十五人以上という欧州議会での新会派結成条件をクリアするとみられている


 右派への追い風が吹く現状に、リベラル会派のリーダー、フェルホフスタット欧州議員(元ベルギー首相)は「EUが存亡の機にさらされている」と警戒している。



以上のように、移民による社会福祉タダ乗りが制限されれば、彼らはより熱心に「生業」に励むであろうから、治安のより一層の悪化が心配される。

最近では、両国出身の警察官の特別採用が始まったという。ドイツ語が不自由な移民のためである。之も余分な支出である。しかし、それらの警察官は両国民だけではなく、ドイツ人住民にも業務を執行するのでドイツ人住民からは忌避されている。

斯くの如き移民社会化は、上の記事にあるように欧州の人々の反EU感情を高まらせている。

最善の対策はEU解消への模索を早々に開始することであろう。









  1. 2014/01/17(金) 12:02:16|
  2. ドイツ
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:6

ドイツへの移民が100万人を突破~!

2012年のドイツへの移民・移住者が2012年100万人を超えたことを今朝の新聞が伝えていた。

 

共同も以下のように意味を都合のよいよう捻じ曲げて伝えている。

 ベルリン共同】2012年のドイツへの移住者は前年比12・8%増の約108万1千人で、1995年以来初め て100万人を突破した。連邦統計庁が7日発表した。欧州債務危機の影響で高失業率にあえぐ南欧から移住者が急増したのが特徴。経済が堅調なドイツへの流 入加速の実態が明らかになった。

 発表では、スペインからの移住者は前年比33・9%増の約3万7700人で、ギリシャからは41・7%増え、約3万5800人。両国とも失業率が20%を超えている。イタリアからは約4万5100人で37・2%増だった。

 移住者が最も多かったのはポーランドで6・7%増の約18万4300人。

 

2013/05/08 11:35   【共同通信】

 

 

<以上転載終了>

 

がしかし、

 

この記事では触れていないが、第二位はルーマニアの116964人、三位はブルガリアの58862人である。の欧州最貧二カ国からの移民がもっか最大の問題であるのに、なぜ触れないのか?

将来これら移民子弟の中から優秀な人材や立派な納税者が育たないとはいえないが、目下彼等は日本で言う生保の対象者にしかすぎす、ただでさえ緊縮財政で社会保障支出を削減したいドイツ政府のお荷物である。

 

スペインやポルトガルが参加することを渋り続けた当時のEC後のEUだったが、この欧州最貧二か国については不明瞭な経緯で充分な論議がなされぬまま、おそらくはグローバル企業のご都合で、さっさとEUに受け入れてしまった。その結果はドイツにとっては完全な失敗である。

 

 

第一位のポーランド人だが、移住してくるのは主にシュレージェン地方からの元・ドイツ人たちであり、国境がないドイツへ短期に出稼ぎにくるポーランド人はもっと多いだろう。

 

ちなみに「ドイツ人」として大量にロシアおよび旧ソ連から移民してきたボルガ・ドイチュ人も其のほとんど凡てが移民完了したのか、ロシアからの移民は20714人、第13位にとどまっている。

 

たしかに増加中のイタリア人は五位スペイン人が六位、ギリシア人が七位にすぎない。彼等は50年代の外国人労働者の主流であったが、のちトルコやユーゴスラビアに取って代わられそのほとんどが帰国した。そして今またドイツへと「帰ってきた」のである。これら南欧三国へのドイツ人の親しみは強いのでこれらの国々からの移民を歓迎するムードさえある。彼等が増加すればそれに応じて旨い南欧料理を給するレストランなども増えるからね♪

 

だから、ドイツよザマミロといわんばかりの共同の記事はまったくの的外れ、といっておく♪

 

 

そしてギリシアに続く八位はUSAの30623人、共同はこれをどう説明する?フランスからも21308人の移民がいて、これが12位。これらいわゆる欧米「先進国」からの移民というのは目立たず問題化もしない。

 

ちなみにシナ人が21575人で11位であるが、これは果たして少ないのか多いのか?

 

 

 

資料は以下に拠る。

Anzahl der Zuwanderer nach Deutschland nach Herkunftsländern im Jahr 2012*

Zuwanderer nach Deutschland nach Herkunftsländern 2012
Mehr Statistiken finden Sie bei Statista

 

 

 

朝日などが大好きな国境を消滅させたEUであるが、 おかげで緊縮財政のパラダイムの桎梏から逃れられぬ政府の財政支出削減による社会保障の縮小にいじめられ、勝手気ままにマネーゲームをして大損こいた国々に税金を垂れ流す破目に陥り、しかも「一人勝ち」などといわれのない誹謗を受けたり、こうして移民までうけいれることになったドイツ

 

緊縮財政、小さな政府、グローバリズムなどはもうこりごりである

 

ドイツ納税者・有権者の此の秋の総選挙での反撃を見よ~!

 

  1. 2013/05/08(水) 08:29:00|
  2. ドイツ
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:4
次のページ

プロフィール

丸山光三

Author:丸山光三
世界は変容する。変容させようとする力が作用するからだ。しかし、かってにそうはさせまいとする吾等の力を示そう。世界はやつらのものではなく、けっきょくは吾等のものであるべきだからだ。

イザ・ブログ消滅にともない<丸山光三或問集(旧マルコおいちゃんのヤダヤダ日記)><アムゼルくんのブログ>を吸収合併。

ついでに忍者ブログの<ドイツ生活ああだこうだ事典>もこちらへ吸収合併凹凸

最新記事

最新コメント

最新トラックバック

月別アーカイブ

カテゴリ

ブロとも一覧


E-ラボ

青革の手帖

いざにゃFC2版

なめ猫♪

車好き隠居

特亜を斬る

ジャーナリスト加賀谷貢樹の「取材ウラ話」

高原でお花見

裏の桜の雑文

博士の独り言

短足おじさんの一言

初期装備は ひのきの棒

立ち寄り@大工町

よもぎねこです♪

実業の世界

ときど記

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

このブログをリンクに追加する

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QRコード

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。