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羊たちの反抗

羊たちのなかから立ち上がった民族もいる。日本とシナである。

日本は以前も述べたとおり欧米帝国主義が来襲したときにはすでに「近代」の準備はととのっていたのでいちはやく欧米の模倣をして欧米の帝国主義に対抗した。

シナは古代社会をひきずったまま対応が遅れ近代国家を建設しようともがきながら戦争と革命をへていまだにその建設途上である。欧米勢力のうちでも隣国ロシアが共産革命化したためその影響で近代化をとびこして共産主義を実現しようとした夢想の痛手が大きい。

幕末維新の尊皇攘夷の思想から発展した日本のアジア主義は、シナと共闘して欧米に対抗しようとしたのであるが、シナのあまりの社会的混乱ゆえその夢ならず、欧米からの挑発離間もあり当初の理想とは程遠い侵略者という汚名の泥沼の中で終息した。


Toyama 孫文の葬儀に参加するためシナをおとずれた頭山満(左一)と犬養毅(中央)を迎える蒋介石



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  1. 2010/03/17(水) 10:01:39|
  2. 近代化
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笑えないアナクロニズム

この日シ両国の歴史的なまた社会構造の差異というものは今に至るも解消されていない。もちろん解消されるはずもないのだが。それゆえわれわれ日本人にはシナというものがまことに捉えにくいものとなっている。

中共統治下のシナがめざす近代化とは、古代社会を近代化しようという実に無謀なこころみなのだ。それゆえシナ的な、善悪両方の意味でのエートスに従うしかないのだ。つまり中央集権的な指導による国家改造、資本の集積と一元管理、「民主と自由」の抑圧などである。

それゆえに1989年の天安門を騒がせた学生たちのスローガンに「徳先生(ミスター・デモクラシー)你好!」などという1919年の「五四運動」時代のものが復活するという笑えないアナクロニズムも見られたのである。


De xiansheng


しかし何故この時に「自由と民主」というスローガンが湧き上がってきたのか?ただ単に抑圧されてきたものが爆発したとばかりもいえないところにこれを論ずる意味もあるのである。


  1. 2010/03/06(土) 13:58:28|
  2. 近代化
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近代化の入り口

近代という概念をめぐってもう少し論理的寄り道をしたい。そうしないと明治維新と大東亜戦争敗戦という状況で発生した日本におけるメーソンの役割というものを理解しがたいからだ。

西洋の近代化の波、すなわち帝国主義的植民地争奪戦が、東アジアに及んだとき、日本社会はすでに近代的な社会構造を有していた。それは、天皇を中心とする国家的一体感、初等教育の普及、高い農村の生産性、都市における商業資本の発達などなどである。

それは日本だけがヨーロッパ以外で中世封建社会という歴史段階を有していたからだ。また長崎出島というアンテナで世界の動きを受信していたという長所もあった。すなわち黒船来襲という西洋近代という現実に直面した時、わが国はいわゆる近代化への準備はととのっていたのだ。


Kurohune.jpg



これに反して、シナにはこの中世というものがなく清朝が滅亡するまで古代そのままで停滞していた。マルクス主義のいわゆる「唯物史観」「歴史発展論」をシナに適用するためシナをふくめて内外の左翼「歴史家」たちがなんとかシナ中世というものをこじつけようとしてきたがすべて徒労に終わった。


  1. 2010/03/06(土) 13:41:19|
  2. 近代化
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西欧以外の近代化の落し穴

西欧近代が西欧以外の世界を植民地化しその富を収奪することにより成立したという歴史的事実をエポケーして、西欧以外の世界がナイーヴに近代化を志向するのは、倫理的に誤りである。

日本の近代化が、朝鮮台湾満州を必要としさらにシナ大陸へと食指を伸ばしたのは、それゆえに論理的には西欧を模倣しただけであるから正しいが、しかし倫理的には破綻である。近代化あるいは近代とは何かという思想が欠如していたのだ。


Takeuchi.jpg竹内好



そこを指摘して反近代としてのシナ革命を評価したのは左翼的愛国者・竹内好だったが、しかしそのシナ観はシナ自身によって裏切られた。中共によるシナ近代化革命はチベット、ウイグル、南モンゴルという植民地を帝国に組み込んでやっと成立したものであった。


毛沢東は近代化ということをきらって古代シナ的コミューンを志向したので反近代あるいはポスト・モダーンと誤解されてきたが、その路線を清算した小平はあきらかに近代化をめざしていた。


  1. 2010/03/06(土) 12:33:27|
  2. 近代化
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近代化の裏面

「貴族階級を中心にして連合大結社を結成した英系メーソンは、あくまでも英国の国力膨張、他民族操縦にメーソン組織を利用する方向に進んで行き、ついには「英国旗の下、日の没するところなし」と豪語するまでに属領、植民地が地球上に世界をおおうばかりに発展した。

そのための常套手段は、「艦隊結社」、「ミリタリー結社」など移動可能の軍人メーソン結社を核として、占領地、寄港地などの王族、土侯、支配階級をメーソン員に迎え入れ、長期の洗脳工作のうえ、結果的に現地民の要望にこたえて植民地にし、大英帝国の領土拡張に資するものだった。」



ここで注意をうながしておきたいのは、近代化(現実的には資本主義化として歴史に登場する)における成長の源は、マルクスが「剰余価値論」で述べたように資本家による生産過程における労働者の労働力の価値(賃金)を超えて生み出される価値(これが剰余価値である)を搾取することにより達成したものではなく、主には植民地からの富の収奪によるものだった、ということだ。

そう先覚的に述べたのは左翼時代の故・太田龍だった。彼は世界史を研究する間に歴史を動かす真の力に気づいたものと思われる。そしていわゆる「陰謀論」研究書の翻訳や著作へとその仕事を変容させていったのだった。


OotaRyu.jpg太田龍


それはともかく西欧近代化と西欧以外の被植民地化というものが表裏一体であったことに留意してもらえればよい。

それはつまるところ西洋の階級社会の国際化、世界化ともいえるだろう。

それによって西洋の奴隷階級は奴隷の主人になりあがることができたのだ。が、しかし本国ではあいもかわらず奴隷ではあったのである。



  1. 2010/03/05(金) 13:10:46|
  2. 近代化
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プロフィール

丸山光三

Author:丸山光三
世界は変容する。変容させようとする力が作用するからだ。しかし、かってにそうはさせまいとする吾等の力を示そう。世界はやつらのものではなく、けっきょくは吾等のものであるべきだからだ。

イザ・ブログ消滅にともない<丸山光三或問集(旧マルコおいちゃんのヤダヤダ日記)><アムゼルくんのブログ>を吸収合併。

ついでに忍者ブログの<ドイツ生活ああだこうだ事典>もこちらへ吸収合併凹凸

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